個人住宅や事業用ビルなど新築の営業です。お客様が「どのような建物にしたいのか」「予算はどれくらいか」といったご要望をお聞きして、できるかぎりご希望に添ったご提案を行えるように心がけています。難しい部分は、金銭的な折り合いをつけていくところですね。特に個人住宅の場合ですと、念願のマイホームづくりとなるので、夢が大きく膨らみます。いかに予算内で夢を実現していくかといったところが、我々営業の大切な役割だと思っています。
二世帯住宅を建てられたお客様がいらっしゃったのですが、さまざまな理由があって2ヶ月程お引き渡しが延びてしまいました。その時、お客様に延期の理由を丁寧に説明させていただき、ご納得していただきました。その後、お引き渡しのときに「丸二さんに頼んで良かったよ」とお礼の言葉をいただけたのです。あれは、本当に嬉しかったですね。お客様が不安に思う要素を消せるように、きちんと、丁寧に、説明をすることの大切さを改めて感じた出来事でした。
まずは建築に興味があって、かつ、建築物だけでなく、人にも興味があるということも大事でしょうね。人と人とのかかわりのなかで、家づくりを一緒に楽しめる人がいいですね。人が楽しんでいるのを素直に喜べる人、お客様を支えることに喜びを感じられる人って、営業職に向いていると思います。お客様のことを他人事ではなく、自分事にして考えられる人は強いですよね。私も、日々勉強していくことが大事だと思っています。
建設業の営業職によくあるような、飛び込み営業がない会社です。ただし、自分が最初から組立をして、工事に入ったら工事部にすべて投げるのではなく、現場が終わるところまで見ていく覚悟が必要になります。会社としては、工事が終わってからが本当のお客様とのお付き合いだという考え方があるので、そこに共感していただける方であれば、うちの会社で十分に活躍できると思います。