社長ブログ

豊かさへ

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丸二の「6S」ポスターです。「6S」とは、「整理、整頓、清掃、清潔、親切、速度」で、現場の環境整備のための基準にしています。しかしながら、よく考えてみると、この「6S」は人間が生きて行く上でも、また社会をより良くする上でも、非常に大切な基礎のような気がします。自らの周辺を美しくキレイに整えている人は、きっと人生もうまく行っているのではないでしょうか。テレビやニュースで見る限り、犯罪者の身なりや家は、常に乱雑で汚れています。住環境を美しく整えることは、家族の健康を守ることにも繋がるはずです。また街や地域も同様に、ゴミが無く、いつも美しい状態であれば、事故や犯罪も減少するでしょう。このように、家庭や社会をより良くするために、身近な「6S」へと目を向けてみてはどうでしょうか。これが真の豊かさや、健康・安全・幸福な社会づくりへと結びつくと思います。

ありがとうドリーム(ver2)、完成!

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昨年の後半から組み立ててきた新しい人事制度「ありがとうドリーム制度(Ver2)」が、いよいよ完成間際です。今日も、コンサルをお願いしている船井総合研究所の山田さんと最後の詰めの打ち合わせをし、ほぼ全ての形が整いました。丸二の理念の行動化、社員さんに望むこと、お客様対応力、必要な知識や技量、伸ばすべき能力等を職務・役職ごとに明確にすることで、各人の具体的な目標設定を可能にし、それが確かな評価に繋がる血の通った制度になるのは間違いありません。長年の試行錯誤の結果、なかなか良いものが出来そうです。ほっと一息・・。さて、今日の夜は、社内の「風水研究会」です。21世紀は、建築コンサルティングの時代に必ずなります。その時のために、着々と準備は進んでいます。

捨てる

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箱根研修の二日目。今日は、全社員で「捨てる」というテーマでディスカッションを行いました。各部門ごとに「自分たちの本来のクリエイティブな仕事を妨げている業務や習慣」を洗い出し(全70項目)、その中から7つの候補に絞込み、その内4つの提案を「捨てる」決定を行いました。短い時間でしたので、今回はここまででしたが、残りの66項目も引き続き検討し、より多くの「捨てる」を実践して行きます。「捨てる」ことは、確かに勇気がいることです。しかしながら、社員さんの業務の質(クオリティ)を高め、お客様に喜ばれるという本業に特化していくことの方がもっと大切です。打ち上げられたロケットも、宇宙空間に入るためには、途中で様々なモノを捨てていきます。丸二も、やっと「捨てられる」ところまで来たのかもしれません。年一回だけの一泊研修ですが、今後もしっかりとした価値ある内容にして行きたいと思います。

箱根研修

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今日から明日まで、恒例の箱根社員研修を行っています。今回のメインは「構造設計」。社員全員で、一生懸命学習です。明日は全員でディスカッション。テーマは「捨てる」。とても楽しみです。

陰と陽、常識と非常識

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ワイキューブ社長の安田佳生氏の最新刊「千円札は拾うな。」を読みました。書かれていること・・・分かります。経営者や経営幹部の方々は、ぜひ読んでみるといいですね。とても平易な表現ですが、新しい時代の新しい経営の原理原則のように思います。細かい内容は省きますが、それを私流の言葉に置き換えて言うと、「世の中にある森羅万象を、逆の視点から見てみること。そこに物事の本質がある」となります。丸二には「MARUNI WAVE」という企業理念集(最近「クレド」と言われているようなものです)があり、その中に「業界の常識と断固戦う!非常識宣言!へそまがり33(燦燦)カ条」という変なタイトルの経営方針並びに行動規範集があります。物事には全て「陰と陽(表と裏)」があるように、あらゆる方針や業務、物の考え方にも、昔のレコードで言う「A面とB面」があります。つまり、常識と非常識ですね。正しいと思い込んでいる常識を一回「捨ててみる」こと。ここに新しい活路が見えてくる、と私も思います。

人が集まる

今日は一日、営業チームのメンバーと共に、社内で営業研修を行いました。営業の本質は「いかにお客様の側に立てるか」・・・これに尽きます。期待を超えるサービスで有名な「リッツカールトンホテル」のビデオも見て、多くの気づきがありました。課題は「閾値(いきち)」を超えること。ある一線を超えた時、サービスはついに伝説となります。まだまだ遠くのようであり、しかしすぐ近くのようでもあります。とにかく、日々1ミリの前進を続けるのみですね。でも、とても楽しい前進です。さて、家に帰ってテレビを点けたら、「新卒採用」のドキュメンタリー番組が目に入りました。まさに今、私たちが取り組んでいる姿です。採用担当者の感動の涙もあり、採用を通じての出会いの尊さを思いました。営業も採用も、「人が集まる」会社にするという意味においては、同列に存在します。もう、ごまかしがきく時代では当然ありません。本当の意味での「信頼される人」「信頼される会社」にならなくてはいけません。私たちは、感謝と謙虚と調和の心で、本物を目指してまいります。

教育が生命

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今日から三日間、ワイキューブ社主催の新入社員研修があり、私も見学に行ってきました。わが新人3名も楽しそうで、まずは安心。このようなハイレベルな教育を受けられることへの感謝こそが、人間を大きく育てます。

太子堂で地鎮祭

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三軒茶屋の太子堂にて、本日地鎮祭を挙行いたしました。昨日とは打って変わって、とても温かく穏やかな佳き日となりました。この地に生まれ育ち、この地を心から愛するお施主様の深い思いと感慨の念をお聞きして、ふっと心が洗われ、あらためて私たちの仕事の本質的な意味を思いました。お施主様にとっての建築とは、決して物理的な「モノ」を建てることでは無く、「幸福を育む場」あるいは「佳き思い出を記憶する場」を現実化することです。そこには、卓越した技術と共に、「変えがたい何か」が必要です。その「変えがたい何か」こそが、私たちにとっての「ありがとうございます」では無いかと思うのです。その思いは、ただの「思い」だけで終わらず、きっと住む人にプラスのエネルギーを与え続けるでしょう。このように、住む人の「健康・安全・幸福」を実現するためには、私たち一人ひとりの心の根底に、「変えがたい何か」をしっかりと据えなければなりません。これが出発点であり、これが本物建築の心です。

巨大なエネルギー

昨日から新入社員3名が入社(男性2名、女性1名)。「若い力」は常に変革の原動力。この無尽蔵の巨大なエネルギーがストレートに発揮されるか否かは、私たち次第ですね。これは、かなり大きな責任です。「企業は人なり」と言います。素晴らしい社員さんたちが、自らのパワーを思う存分発揮できる環境整備や仕組みづくりを、これからも継続発展させていきます。そして、それは当然のことながら、「お客様に驚かれる、喜ばれる」という私たちのゴールに繋がります。