2012.12.28
明るい明日へ
本日は仕事納めです。現場等はまだ(年末年始にかけて)動きますが、今年もおかげさまで無事に一年を終えることができ、心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。昨年の震災以降、日本経済にも建設業界にも、大きな変化の波が押し寄せましたが、その流れの方向と丸二が向かっている方向とが遂に一致し始め、今年はとても充実した一年と成りました。つまり、増改リフォーム工事の増注と新築工事(民間工事)の増注という車の両輪が大きく動き出したのです。
丸二は「脱・公共工事」と「始・増改工事」の2つの柱で(10年計画で)「業態改革」を行って来ました。その過程はとても長くて大変でしたが、本年はその1つの成果が生まれた一年だったと思います。「これからは直して使う時代」というマクロな時流を捉えて、試行錯誤をしながらも、リフォーム事業をコツコツと積み重ねて来た結果、今期は増改リフォーム工事が(過去最高だった)昨年をさらに上回ることができました(前年度の140%を達成)。件数も1,000件を超え、今年も大変多くのお客様との良きご縁をいただき、本当にありがとうございます。そのような数々のご縁の中から、新築工事の着工も安定的に伸びています。すべてご縁をいただいたお客様のおかげです。心から感謝申し上げます。
このように1つ1つの小さなことを、誠実に、懸命に、一生懸命取り組み続けることで、きっと道は開けるという強い信念を持ち続けて来た結果だと思います。そのことを社員さん一人ひとりが良く理解をしてくれて、付いて来てくれたからだと思います。大事業も、最初は小さなことから始まると言います。コツコツと1mmの前進を(辛抱しながらも)続けて行くと、いつか必ず大きな事を成すことができる。丸二は幸いにして(今まさに)そのような実体験をさせていただいています。もちろん課題も多いです。反省すべき点も山ほどあります。でもそれらをしっかりと認識して、1つ1つ改善を続けて行くことで、その経験は必ず私たちの血と成り肉と成り、会社全体のレベルを向上させてくれるでしょう。経済情勢は今後も厳しさが続くとは思いますが、当社の来年以降の見通しは明るく、心からの感謝の気持ちで年越しをさせていただきます。
2013年は一体どのような年に成るのでしょうか。政権が変わったので、政治は変わるでしょう。消費税も上がります。世界的な政治経済の流れも注視しなければ成りません。それでも人間は日々を生きて行きます。服を着て、ご飯を食べて、家で暮らします。この生活の原点は、どのような時代に成っても(進化はしても)絶対に変わらないものです。丸二は(幸いなことに)その中における「暮らし」の分野を担わせていただいています。かつては3Kと言われた建設業ですが、このような時代に成ったからこそ、本当に大切で尊い仕事と判ります。まさに聖職です。私たちは、人々の暮らしと生命を守る聖なる仕事を通じて、このような激動の時代を生かして頂いている喜びを噛みしめながら、来年は「もっとより良い会社に成ろう」「もっとより良い人間に成ろう」と、決意を固めて走って行きます。来年も何卒よろしくお願いいたします。ありがとうございます。