2011.12.20
丸二のリフォーム・増改築
先のブログで、当社の今年一年の受注件数が1,000件を超えたことを書きましたが、やはり時代のニーズとして、リフォーム工事、増改築工事が増加していることが大きな要因と思います。今までのような「スクラップ&ビルド」を繰り返すのではなく、今あるものを直して大切に使う時代になって来たのでしょう。東日本大震災も、その流れに拍車を掛けたようです。住宅業界もいよいよ成熟期を迎えました。
今あるもので直して使える建物は、綺麗にリニューアルすることで、財産価値を再度高めることができます。新築よりもコストを掛けずに建物価値を高められることは、オーナー様にとっても嬉しいことですし、社会的にも有意義なことです。一方、構造や骨組自体がもう老朽化している場合は、耐震補強をするか、やはり建て直しとなるでしょう。ここはプロの目が必要で、本当に危ないものは、きちんとゼロからの建設が必要です。
このようにして、今ある建物の状況によって、建て直し、補強、リフォームと、様々な方針が出て来ると思います。最近、特に多いのが、賃貸マンションのリニューアルです。築15年~20年を過ぎたマンションの外装と内装を全面的にやり直し、新築同様の状態に戻します。これにより、入居率の向上、家賃の安定化、耐用年数の延長が可能となります。さらに街並みの景観も改善し、地域社会にも貢献します。
最近では、屋上や屋根に太陽光発電を乗せるケースも出てきました。いざという時の電気の確保と共に、「売電」による収益事業という2つのメリットがあるからです。これも時代の流れです。また、建物(構造)の保護と、節電対策、結露対策、暑さ・寒さ対策として、「外断熱」改修の計画も出てきています。特に外壁がコンクリート打ち放しの建物の場合、そのニーズは高くなります。RC(鉄筋コンクリート)を外断熱にすることで、部屋の内部の結露が減少し、快適で、冷暖房に頼らない室内空気環境が生み出されます。停電対策にもなります。
建物内部のリフォームも、壁紙の張り替えから、間取りの変更、トイレ・キッチン・バス等の水回りの交換、手すりの取り付け、ドアの修理・調整、照明のLED化、アンテナ工事、配線工事、配管工事、棚の取り付け、手の届かないところの掃除、重い家具の移動・・・等、全面的なリフォームから、簡単に30分程度で終わるものまで、何でもやります。
内装材には、伊勢神宮の御遷宮ひのき(加子母ひのき)も多く使われています。これは産地直送なのでリーズナブルですし、間伐材の利用で、自然環境に貢献します。とても良いひのきの香りと神宮ひのきの安心感をお楽しみください。また、健康塗り壁(ダイアトーマス)の人気もどんどん上がっており、今までのようなビニールクロスをやめて、ダイアトーマスを塗られるお客様が増えています。これはとても良い素材で、健康的ですし、臭いや湿気も吸収しますので、例えばトイレや洗面所でも、いつも空気が爽やかで、壁も汚れません。
このような形で、丸二は新築工事と共にリフォーム・増改築工事にも力を入れております。開きにくいドアの調整、手すり一本の取り付けから大規模修繕まで、どのようなことにでも、丸二の社員が誠心誠意「ありがとうございます」の心で対応いたしますので、御気軽にお声掛けください。ありがとう御座位ます。