2009.01.03
年頭挨拶
明けましておめでとうございます。いよいよ2009年が始まりました。自分自身の外側で起きることの全てをコントロールするわけには行きませんが、自分自身の内側で起きることを調整することは可能だと思います。今年からは、そのような認識を持ち、外側で何が起ころうとも、(その現象の本質をしっかり理解した上で)自身の内側を整えていくことが最も求められることになりそうです。
とするならば、会社も同じで、周りがいくら不景気だと騒ごうとも、お客様のご期待に応えられる付加価値を提供することに全力投球さえして行ければ、外側で起きていることの影響を受けない状況を生み出すことができるのではないでしょうか。2009年からは、(本当の意味で)21世紀に入ったと感じます。内側を鍛える時代です。人の心、会社の心というものが、最後には大きなパワーになる。だから、一人ひとりの心の安定が大切です。
人や社会に依存する時代から、自身に内在する心を強くする時代へ。そういう意味においては、このような時代は、心を鍛えるのに一番最適な環境かもしれません。いくら厳しい時代と言っても、かつてのソ連の共産主義社会のような統制に比べれば、今はずっと安全で幸せです。いろいろな意味で、選ばれた時代に、選ばれた人たちが、それぞれの成長を試すカリキュラムが始まったような気がします。私も、丸二の社員さんたちも、今の時代を楽しむために、ここに集まってきたのです。
さあ、これからが楽しい川下りですね。今までやってきたことに誇りを持って、そして信じて、「今」に全力を傾ける。来るべき未来は、その流れに乗れば大丈夫。そういう気持ちで、新しい一年を始めてみようと思います。丸二の付加価値は、ルネス工法、外断熱工法、パワーコンクリート工法、自然素材、建築医学、風水科学、コーポラティブハウス等々、いろいろありますが、最大の長所は、社員全員の「温かさ」です。厳しい外側の環境を乗り越えるのに必要なことは、意外にも、この「温かさ」のような気がします。今年も一年、何卒よろしくお願い申し上げます。