2008.06.06
チャンス!!
「チャンスだ!!」・・・世の中が混乱してきて、波風が立ち始めると、一見大変な状況に映って見えます。でもいつの時代でも、このような中からこそ新しい発想や技術や仕組が生まれてくるものです。そういう意味において、現在の経済や環境や社会の現状は、必然であり、次の時代へ移行するための必要なプロセスなのかもしれません。固定概念を外すには、いいチャンスです。
実際、ここ数ヶ月、中途採用の面接希望者が増えています。昨年来からのサブプライムローンの影響や地価の下落、原油高等によって、人の動きが出てきたからでしょう。まさに、優秀な人材との出会いのチャンス到来です。丸二の≪快適100年建築≫と≪美と夢と健康≫に共感し、共に信念を持って取り組んでくれる志高き仲間たちが増えることで、私たちのミッション(使命)は、さらに加速していくでしょう。だから、今はチャンス。最高の好機です。
さて、「引き寄せの法則」ブームが続いています。私も数冊読みましたが、印象に残ったのは、「ザ・シークレット」、「引き寄せの法則-エイブラハムとの対話-」、「ザ・キー」の3冊でした。3冊とも言っていることは基本的に同じで、「あなたの人生に起きている事は、すべて自分自身が引き寄せている」ということです。人間が潜在意識の中で考えたり、イメージしたりしていることが、現実として起こる。つまり、「成功」をイメージして、信じて、それをすでに受け取ったかのような気持ちで日々を過ごしていると、それが現実となり、「失敗」をイメージして、信じて、それをすでに受け取ったかのような気持ちで日々を過ごしていると、それが現実となる。・・・と言う、極めてシンプルな法則です。ですから、殺人事件のニュースや超悲劇的な映画・ドラマばかりを見てはいけないのです。潜在意識の中に強くインプットされてしまうと、そういう現実(事件、悲劇)を引き寄せます。
風水科学とは、潜在意識の中に、「喜び」「楽しみ」「くつろぎ」「成功」をインプットするための場(環境)の設定技術です。実際、頭の中で「成功」をイメージし続けることは、そう簡単ではありません。でも、すでに「成功」がインストールされている場(環境)があれば、そこにいるだけで潜在意識の中に良い情報が流れてくるようになります。風水科学にはそういう自然科学的、大脳生理学的な裏づけがあるのです。大きな波風が吹き始めている今の時代において、自らを冷静に見つめながら、大局観を持って行動するためには、どうしても「成功」や「健康」「安全」「幸福」をイメージできる力が必要です。それがチャンスを引き寄せます。そのためには、まず場(環境)を整えることから始める必要があるのです。
でも、本当に最後の最後は、「信念」と「感謝」だと思います。何があっても、信念さえ持ち続けることが出来れば、その人の人生は「成功」だと思うのです。何があっても、感謝の心さえ持ち続けることが出来れば、その人の人生は「豊か」だと思うのです。この大変化の時代の流れの中で、自らの信念が揺らぐことはないのか、感謝の心を忘れることはないのか・・・そういうことを問われていく旅が始まりました。なかなか面白い旅になりそうです。こういう時代に生きてること自体が、ラッキーだと思います。
※感動の静寂
クラウディオ・アバド(Claudio Abbado, 1933年6月26日 – )
アバドは、イタリア出身の指揮者で、前ベルリンフィルの芸術監督。2000年に胃がんで倒れたが、手術を受けて復活。ベルリン・フィル辞任後も、ルツェルン祝祭管弦楽団などを指揮している。
そのアバドが、2007年ルツェルン音楽祭にて、マーラーの交響曲第3番を振る映像をBSで見ました。それまでアバドという指揮者には、ほとんど興味を持っていなかったので、特に期待もしていなかったのですが、病気以前に比べて異常な痩せ方をしている姿にまずはビックリ・・・。と同時に、私が好きな最終楽章(ゆっくり、静かに、感情をこめて)の穏やかさに感動。最後の音が静かに消えた後も、会場はシーンと静まり返ったまま・・・。10秒から15秒という異常に長い静寂の時間が過ぎてから、湧き上がるような感動の大拍手が場内を包む。聴衆は、曲の素晴らしさと、演奏の見事さと、そしてベルリンフィル時代に厳しい評価を受けながらも辛抱をし続け、その後大病を患った後に、このように笑顔で復活してきたアバドという人物に対して、敬愛の大拍手を贈ったのでしょう。「信念」さえあれば、最後は何かをつかむもの。すごい人だと思いました。