2007.10.04
孫の老後まで安心を!!
私たちが取り組んでいる「100年建築」を簡単に言うと、「孫の老後まで安心!」ということになります。自分自身が仮に40歳で建物を建てて、子どもがそれを受け継ぎ、さらに孫が受け継ぎ、最終的に孫が80歳になるまでに、ほぼ100年です(30歳で子どもが生まれる計算で)。自分自身の老後を心配しなければならない今の時代の中で、建築という大きな買い物をする時に、これ以上の後世へのプレゼントは無いでしょう。
また、このような価値ある資産は、家族のためだけでなく、地球環境や国家の財産としても重要な役割を果たします。エコ、環境、もったいない、持続可能な社会、ロハス・・・様々なキーワードが踊る昨今ですが、日本において、建物の寿命ほど多大な影響を与えているものはありません。
「100年建築」とは、具体的に、ルネス工法、外断熱工法、パワー・コンクリート工法の組み合わせとなります。ただ100年持たせるための耐久性のみを扱うのではなく、室内空間の拡大や修繕維持費の低減、結露やカビの問題、上下階の音の解決、快適さ、改修の自由度等、様々な意味で「100年の快適」を目指すことが大切です。
明日の創立記念日において、私が社長に就任して丸10年となりますが、まさにこれからの10年は、「100年建築で、孫の老後まで安心の住環境と土地活用を提案する」ことが丸二の使命になると思います。これは社会に貢献できる仕事になるはずです。明日から始まる「NEXT10」に向けて、丸二は「100年建築」にすべてをかけて行きたいと思います。