2007.05.22
100年建築
日本のマンションの寿命はいったいどれくらいでしょうか。国交省のマンション建替え事例調査によるデータでは、360棟の平均寿命年数が37年でした。世界的に見ても異常に短いと言えます。その大きな原因は次の3つに集約されると考えられます。①コンクリート自体の耐久性が弱い②配管等のメンテナンスが事実上不可能③構造体の劣化を止められない・・・以上のような極めて基礎的な問題が現実にあるわけです。これらの問題を解決しない限り、個人の財産価値は突然失われ、社会的にはスクラップ&ビルドが繰り返されるでしょう。このような未来は誰も望んでいないはず。「建築」に与えられた課題は、国家としても非常に重要なものと言えるのです。それでは、この3つの問題を解決するにはどうしたらいいのでしょうか。マンションを100年以上持たせるために必要なこと・・・①コンクリート自体の耐久性を高める②いつでも配管メンテナンスや内部改修が可能となる構造にする③断熱材を建物の外側に設ける。これらの組み合わせが、「100年建築」を実現する具体的な答えです。丸二では、「パワー・コンクリート工法」「ルネス(逆梁)工法」「外断熱工法」の3つの工法を駆使して、100年以上の価値を創造する「本物の鉄筋コンクリート構造」をご提案しています。