2006.11.20
日本建築医学協会の設立
18日(土)、「日本建築医学協会」が設立され、250名という多くの方々が如水会館に集まり、設立記念講演会が開催されました。本協会は、住環境・職場環境を改善することを通じて、積極的に病気を予防するための代替医学・代替医療としての「建築医学」を提唱・普及していくことを目的としています。この活動は、現代社会の病巣を根本的に扱うのみならず、建築業界の進むべき方向を明確に照らす大きな光になるはずです。「住環境・職場環境を整えることで、そこで過ごす人たちの脳を活性化し、創造性を高め、生きることの意義や目的を見出していくことが可能である」という考え方を、社会に定着させていくことが、建築技術の次なる進化に結びつくと確信します。丸二は、本協会の会員として設立に参加させていただき、私個人も運営委員として、汗を流す所存です。社会の流れ、業界の流れ、技術の流れを変えることは並大抵のことではありませんが、全力を尽くしていきたいと思います。当日は、本協会の理事長である松永修岳氏、会長である帯津良一氏(NPO日本ホリスティック医学協会会長)をはじめとする代替医療の第一人者の方々のご講演もあり、また名誉顧問であるアンドリュー・ワイル氏(医学博士:アリゾナ大学医学部教授)からのテープ・メッセージもあり、多くの学びと気づきもいただき、非常にメモリアルな一日となりました。「人生の流れを変える建築」は可能だと、確信します。