社長ブログ

新交響楽団の「トリスタンとイゾルデ」

日曜日は、妻の友人が所属しているアマチュアオーケストラ(とてもアマチュアとは思えません!)「新交響楽団」の演奏会に行きました。最近は、ほぼ毎回聴きに行っているのですが、今回も東京芸術劇場大ホールが満席で、実力の高さを感じます。今回は私が好きなワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」の抜粋(演奏会形式)で、指揮が飯守泰次郎氏ということで、とても楽しみにしていましたが、内容はやはり期待通りで、とても感動的な演奏会となりました。気づいたのは、観客の素晴らしさです。最後の曲が静かに終わっても、誰も拍手しない。この静寂という間を皆で味わおうとする気品というもを感じられました。もちろんその後は割れんばかりの大拍手!生のコンサートの良さはここですね。よい観客に支えられて、よいオーケストラは育つのでしょう。また次が楽しみです。