2006.11.07
明日の記憶
映画「明日の記憶」のDVDを借りて観ました。49歳の広告代理店の部長が、若年性アルツハイマー病に掛かってしまう物語。うつ病と似た症状らしいですが、だんだんと記憶が薄れていく様子は、何とも言えない苦しさと寂しさを感じます。現代のストレス社会において、このような脳や心身に関わる病気が増えているようですが、例えば食事や生活習慣の改善と共に、住まいや職場の環境を整えることもひとつの予防になるのではと思います。映画の中の主人公の家は、何か閑散とした雰囲気でしたが(もちろん映画なので関係ないですが・・・)、「色彩・暖かみ・変化」のある住宅に住むことで脳は活性化します。その影響の度合いは確かに計れませんが、できることは意識して行っていきたいですね。ちなみに映画自体もとても感動的で素晴らしい出来でした。渡辺謙の迫真の演技に拍手!