2006.09.08
本
社長業になって、本を読むことが非常に増えました。特に私は、小さい頃から国語が苦手で、本を読むことがかなり辛かったので、やはり「立場が人を変える」のかな、と最近感じます。そもそも、なぜ本を読むようになったのかと言うと、父や尊敬する方々が読んできる本や推薦する本をパラパラと読み始めることで、否応無しに生活の一部になってきたからだと思います。無いと寂しいというか、そういう存在ですね。また、私が素晴らしいと思う経営者やリーダー、ビジネスマン、先輩、友人、目指したい方々のほとんどが「読書家」だったということもあります。「自分もそうなりたい」という思いがあったんですね。そのようにして、自分自身と「本」との付き合いが深まってきました。でも、本を読んで読んで読み切ったスゴイ人や認識力の高い人の中には、「もう読む必要が無い」という方もいます。ここまで行けば賢者ですね。私もいつか、そう言えるような人物になりたいと思います。さて、画像の本「ザ・バイブル」は、先日の経営者勉強会にて講話をお聞きした菊地英晃氏の書かれたものです(これから読みますが・・・)。菊地氏は、たった2年で「タヒチアン・ノニジュース」の10万人のグループを結成した方で、まだ30代後半なのに、億万長者です。バンクーバーに住んでいます。その講話の中で、最も印象に残ったのが、「自分が成功できたのは、嫌いな本を読み始めたから」という、極めて普通のメッセージでした。やはり、原理原則はそんなに違わないものだと認識しました。もちろん、本を読んだからといって、成功するわけではありません。でも、「知らないことを知りたい」という「好奇心」無くして、「成功は有り得ない」ということは言えるでしょう。これから、どんな良書と出会えるか、これも私の人生の中での大きな楽しみのひとつです。