2006.03.14
日はまた昇る
かつてのベストセラー「日はまた沈む」の著者であるビル・エモット氏が、今後は「日はまた昇る」を書きました。主旨は、「日本の景気回復は本物。日本は立ち直った」というもので、日本人としてはありがたい内容になっています。ただ、その論拠についてはやや概念的で、もう少し深い考察を記述して欲しかったと思います。しかしながら、このようなポシティブな視点が、今の日本には必要なのかもしれません。「なるほど」と思った点は、
1)国の規模と役割は縮小する
2)日本に革命は起こらない
3)日本は小さな変化・改善が積み重なって大きな総合的な変化が生じている
4)女性の労働力は増大する(少子化との兼ね合いが問題)
5)ナノテクの時代
6)「観光」「景観」に力
・・・という所です。明るく前向きに「1ミリの前進」あるのみ、ですね。私たちも、楽しくがんばります。