2005.01.25
外断熱工法
難しいとされている鉄筋コンクリート造(RC造)の外断熱工法です。欧米では一般的な工法ですが、日本では皆無に近い状態。それは、難易度の高い施工技術とコストアップが障害になっていたからです。しかしながら丸二は、試行錯誤を繰り返しながら、すでに4棟を建築(EV工法)。
そして現在、また新たな工法(RCB工法)に挑戦中です。黄色く見えるのが、断熱材です。建物(コンクリート)の外側に張られていて、この断熱材が、例えて言うと「コート」のような役割を果たし、建物を優しく包み込みます。これによりコンクリートも守られると同時に、室内には結露が起きにくく、ダニやカビの発生を抑制するのです。どこの部屋でも夏は涼しく、冬は暖かく、空氣もキレイ・・・このような、より健康的な空間づくりを目指しています。この現場は、これから外壁の仕上げに入りますので、もうすぐ断熱材は見えなくなります。完成後の効果が楽しみです。